スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2006年09月06日

キッドナップ・ツアー




夏も終わりのこの頃にこの本を。
読みおわったら夏が終わった気分。。。

夏休みの第1日目にユウカイ(=キッドナップ)された主人公ハル。
犯人は二か月前から家にいなくなっていた父親。
だらしなくて、情けなくて、お金もない。
そんなハルとおとうさんのひと夏のユウカイ旅行。

ストーリーとしては、劇的な結末も無く
結局誘拐の目的が何だったのかわからないまま。

でも別にそれでよかった。

私はなんでかこの人の文章がとても好きなんです。
いつも穏やかな気分になれる。

別に特別きれいな言葉とか表現をつかってたりするわけでもなく
文章が上手いとかキレを感じたりするわけでもなくて
ただスキだなぁ~と思います。

どの本を読んでもイメージするのは、
普通の青空にうっすらと雲が浮かんでたりする光景。
フレームの下のほうには電線が写ってたりするほんとに普通の空のスナップ。

普通の日々を
自分の一日一日を
気負わず着実に謙虚に
過ごしていくといいのかなって。
その中で琴線にふれるものを大事にしようって。
そんな気になります。

これは私の勝手な思い込みかもしれないけど
この人はとっても自然に人の気持ちを感じとれる人なんかな~と。

例えば、みんなといる席で1人だけ気分が乗り切れていなかったり
何かを言いたくて言えずにもどかしく思ってる人に気付いて(しまって)
何気なくリアクションをしてくれる人なんじゃないかな…って思ってます。

ほんとに人間観察が上手い人っていうのは
こういう、何も言わずに気持ちを汲んでくれてるような人なんじゃないかな、と思う。

私は 「趣味は人間観察」 って言葉があまり好きじゃない。

なんだか他人に対する優越感を感じてしまうから?
それからどうするのか?って思うから?
人間観察って皆自然とやってしまってるものなんじゃないかと思うから?
私の人間観察は自分の小心さからくるものだから?  


Posted by ヤックル at 23:02 Comments(1)

2006年09月03日

矢野顕子リサイタル2006


お盆明けに 「矢野顕子リサイタル2006」 @春日市ふれあい文化センター に行きました。

今回友だちがとても良い席をとってくれて、じっくり楽しむことができましたicon06
さんきう!!

今まで矢野顕子の歌自体はあんまり聴いたことがなくて、
坂本教授の奥さんというイメージのほうが強かったんですicon11

それが最近 「くるり」 とコラボしていたり
大好きな 「エルレガーデン」 の日記に名前がでてきたりしていたので気になって。

何でもエルレがアメリカツアーの折に、矢野顕子さんのご自宅にお邪魔して
その時のお話で細美さんは喉の病院に行こうと思ったのだとか…。
大 恩 人 じゃないですかicon12

つい最近くるりにも「タバコなんか吸って自己管理かなってない!」という話をしたばかりなのに
ごめんなさい。
今日は風邪をひいてしまって自分の自己管理がなってませんでした…。
という話もされてましたface02


それで、私今まで彼女はジャズシンガーなのかと思い込んでいたのですが
こういうの何ていうんでしょうか?

弾き語り?

ピアノを弾きながらほんとに物語を語りかけるような独特のスタイルで、新鮮でした。

子どもを題材にした歌が多かったように思うのですが
無邪気でかわいくて、懐かしくて優しくて、とても幸せな気分になれましたicon65

青空に浮かぶ雲とか、水たまりとか、それを飛び超える子どもとか…
こう、コンテ調で描かれた、夏休みの子どもたちの絵が浮かんできた。

そして本人もとてもかわいらしい…。
いくつになってもこんな風に可愛い女性ってステキだなぁicon119

トークもすごく面白いし。

そしてなんと言っても驚いたのが、なんと!
エルレガーデンの 「I HATE IT」 を歌ってくれましたface03face03face03face03

最初のほうで「あれ?なんか聞いたことある歌詞だなぁ…」と思ってたら

「I hete it ~icon58 I hete it ~icon58 I hete it ~icon58

って思いっきりエルレなんだもの。
嬉しすぎて椅子からずり落ちそうでした。

…全く違う曲になっとりましたが(笑)

しかも彼女が「だいっきらい!」って訳すと、更に別モノに…。
かわいいなぁ…。


そして楽しいリサイタルが終わり、さあ帰ろう!としたら…。

バスがない。タクシーも通らない。

どうやって駅まで帰ったらいいの!?icon196

途方にくれてとぼとぼ歩き、やっと通りかかったタクシーを必死の形相でつかまえました。
きっとすごい勢いで手を挙げてた…(笑)

どうやらほとんどのみなさんは地元の方のようで隣のスーパーの駐車場から続々と車が出て行ってました。
ローカルに愛されてるホールなんだねface02  


Posted by ヤックル at 21:46 Comments(0) ライブ

2006年08月30日

スカジャン!



行って来ました!
夏の祭典 「スカジャン」 こと 「SkyJamboree'06」 @稲佐山 icon67icon67
ここ最近体力の衰えを感じていたので、夏フェスは自粛していたんだけれど

ELLEGARDEN(エルレガーデン)が出演するとあっては行かないわけには…!!

エルレは、以前私が一番苦しかったときに出合って私を救ってくれた音楽で
それからも何度も何度も何度もいつでも救われました。ありがとう。

私の神様。

エルレを定期的に補充しないと、息苦しくて、生き苦しい。(アブない人じゃありませんicon105

九州に来てくれたのは冬以来で、しかもその間に自分的にいろんなことがあったので
会いたくて会いたくてしょうがなかった。
長かった…!!


今回私はスカジャン初参戦だったので、スカジャンベテラン(?)の友だちとそのお友だちに
合流して一緒に連れていってもらいましたicon102
初対面の彼らもほんとに気の良い人たちで、おかげですっごく快適に楽しめてしまった。
ほんとにありがとう!!

ロックフェスとかって、こういうのが良いと思う。
みんな音楽好きの仲間ってつながりで、たとえ他人でも助けあっていこうよ、みたいなのが。

エルレの細美さんがライブでよく言うんだけど
「お前らみんな同じ場所にきた仲間なんだからさ、
  隣で困ってるヤツとか苦しそうなヤツがいたら助けてやってくれよ?ちゃんとできるよな?」

って。そんなかんじ。惚れる。


で。そんな想いを抱えて参戦した稲佐山でしたが 大 雨 icon03icon196icon03

こらぁーーー!昨日までのギラギラ太陽はどこ行ったーーーicon60
まあ自分の汗と他人の汗でびしょ濡れよりいいかもしれないicon11


そんでライブはと言うと、なんと イナズマ戦隊 に一番泣かされた。…不覚face07

icon65オ~イ!オマエ!がんばれや~!!俺がそばでみててやるから!!icon65

――だ ぁ icon41

そして「20代のヤツ」って訊くので、「はーい!!」ってめっちゃ手ぇ挙げておきました。
……だって最後かもしれないし……


そして本題のエルレではネ…

ぎゅうぎゅうで痛くて苦しくて楽しむどころじゃなかった…!!face07…大不覚face07
敗因は分かっていますとも。ええ。前に行きすぎです。はぁぁぁ。


そしてトリはこれまた大好きな 10-FEET icon59

めっちゃ楽しかったface03

エルレまでは…と温存しておいた体力が、かわいそうに消化不良でくすぶっていたので
全てをぶつけるべく、中央モッシュゾーンに突入face03face03face03

タクマさんの
「フェスでトリをやるのが夢でした。今日はみんなを家族と思って歌います。」
との言葉にテンション上がるわicon14
その日一番の大雨になって、逆に更にテンション上がるわicon14で大変なことに…!!

終わってみれば自分のあまりの汚らしさに呆然face08
ずぶ濡れ&泥だらけ。

有明海が見えました。
そう。アレだ。あの、有明が世界に誇る国際大会 「ガタリンピック」

宿泊予定のホテルで入館拒否されやしないかと本気で心配した。

しかも時間がおしてホテルで着替えおわったのが23:00くらいになってしまったので、
愛すべき食の街長崎の夜になんとコンビニで買った「サトウのごはん」。

玄関あけたらサトウのごはん!!・・・・・・がっくしicon198

そういえばその前も昼前からフランクフルト1本とキャラメル3コしか食べてなかった…。
キャラメルってスゴいですねあれ。確かに一粒で300Mイケそう。



そんなこんなで小さな問題もありつつ楽しい旅だったな。
夏も終わりです。


ライブでモッシュゾーンに飛び込んだり、思いっきり声をだしたりするあの独特の空間は
ほんとに私にとって大切なリフレッシュ空間。

これもエルレの歌詞だけど「いらないもの重たいものここに置いていこう」みたいな。

心に水をやりましょう。

そして明日からまたがんばろうって心から思った。  


Posted by ヤックル at 02:00 Comments(4) ライブ

2006年08月29日

ケィス


先週末「ケィス」のライブ@西新JAJAに行ってきました。

3人組のハーモニーがステキなユニットで
声とか曲のかんじとか好きなのですicon102

土曜の深夜にやってる「ストリートファイターズ」という番組の投票式の
エリア別ランキングでも結構上位にいます。

私は普段、恋愛の歌はあまり聴かないというか効かないのですが
彼らが歌ってるのを聴くと
彼女に対する「まごころ」がすんなり感じられる。
その誠実でナチュラルな想いかたがいいなぁと思います。

相手に対する計算とかをあまりかんじなくて(そういう歌詞がないわけじゃないのに)
彼女がスキで、尻にしかれてやったり、リードしたりしながら
彼女のいろんなところを普通に自然に受け入れてるんだなぁ…
オトコマエだなぁ…

ってそんなかんじです。
上手く言えないけど。

また声がよく合ってて生で聴くとすごく伝わってくるし。



――でも先週のライブを最後に、EG,AG,Choを担当してた1人が辞めちゃうって発表が!icon41

ミッキーさんのギターを弾く姿好きだったのに寂しい…icon15

そして残る2人が「つながり」という別れの歌を。

icon65
  駆け足で過ぎた日々 胸の中に刻み込み
  支え合った仲間に こんな歌を贈りたい

  出会いや別れを 繰り返す季節は
  泣いたり笑ったり 色んなこと誓い合ったり
  さぁ歩きだそう 新たな旅立ちだ
  僕らはいつでも 繋がってるから感じ合える
 icon65

だ ぁ icon41

ポロポロ泣いてしまった…。
恥ずかしいなぁもう。

ケィスの1人が欠けてしまうことに涙。
先日の自分の大切な仲間たちとのお別れというか旅立ちを想い出して涙涙。


こんな風にこんな歌をずっと歌い続けててほしい。
心からそう願います。

わっきー、がんばれ!!


どうでもいいですが、曲が終わった後にメインVoが
「泣かんでも…」みたいなつぶやきを発したのは気のせいかいな…(笑)
  


Posted by ヤックル at 01:42 Comments(0)

2006年08月10日

美しい日本の私



友人に影響されたのと、私の中で現在日本ブーム開催中なのでこの本を。

「美しい日本の私」

川端康成がノーベル文学賞の受賞式の時に行った記念講演のスピーチ内容です。


雪月花に象徴される日本の美意識。
その雪月花を詠んだ歌にはじまり、日本画、茶道、花道などに流れる
日本の伝統的な美の感性の豊かさ、日本文化の魅力が述べられています。

わび・さびってやつですか?

やっぱり日本美って素晴らしいな…というか私は日本人なんだなぁ…としみじみ思います。

深々とした美しさ。
一滴の水の落ちる音がどこまでも響き渡るような静けさのなかにある美。

「白」に最も多くの色を見て、「無」は虚無ではなく「無限」を表す。

そういう独特の感性と、それを好んでいる自分。
日本で生まれ育ったからなんだと思います。


この講演を、外国の人たちはどう思ったんだろうか…。

西洋には西洋の美意識があって、その中ではこのスピーチは私たち日本人ほどには
感動を得られなかったんではないかと思います。

宮崎駿監督の 「もののけ姫」 は、海外ではあまり評価されませんでしたよねicon198
最初にこの作品を見たとき、これは日本人でないと理解できないよぉ…icon11
と残念で歯がゆかったのを思い出します。

よりハデで鮮やかな 「千と千尋」 のほうが脚光をあびたりして。


同じようなかんじだったんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょう???

川端康成自身も、
「自分がうまいのではなく翻訳者の翻訳がうまかったから評価されたのでは」と語ったとか。

たしかに原語で読めないって大きいですよね。。。


まあいずれにせよ

私は日本の美が好き ってことですかね~face02  


Posted by ヤックル at 00:30 Comments(0)

2006年08月09日

李歐



今度、高村薫の 「照柿」 が文庫化される、ということにはしゃいで
同著の 「李歐」 を読み返してみました。

大陸生まれの不思議な魅力を持った裏世界の謎の人物、李歐
中国人が多くはたらく工場で育ち中国語を学ぶ大学生、一彰

共に22歳の二人が出会い、魂の絆を結び、離れた15年の月日を経ても変わらぬその絆。

高村女王はこういう絆を描くのほんとに上手いですねicon12

なんでこんなに…?と疑問に思いますが、そういう絆に理屈抜きで惹かれます。
子どもの頃、三国志を夢中で読んでいたのですが、あれに惹かれるのと同じです。

中国にはよくそういう「義兄弟の契り」みたいなのがありますよね。
なぜか胸が熱く切なくなります。
羨ましいんでしょうか…?

帯にもあるのですが
李歐よ君は大陸の覇者になれぼくは君の夢を見るから――
これだけでもドキドキします。

こういう想いっていいですね。
青春を一緒にすごした友だちってかけがえのないものだなぁと、年々強く思います。

私は白楽天の

  燭を背けては 共に憐れむ深夜の月
  花を踏んでは 同じく惜しむ少年の春

という有名な詩がとても好きなんですが、これも友人との青春を歌ったものですし。

漢詩には友人を歌ったものが多くあると思いますが、これは中国の風土なんでしょうか?


そういえば最近、中国との関係について考える機会があったのですが、
こういう文学とかに見る中国への憧れと、現在の身近にある中国像がどうしても重ならない気がします。

往々にして中国人のマナーは日本人にウケが悪いですよね。

でも、ある中国帰国子女のドキュメントを見て、なるほどと思いました。
彼は日本に来て一番恥ずかしかったことは「並ぶことを知らなかったこと」と言っていました。

ちょっと果てしない気分になりました。
そういう感覚的なところから理解しあっていくのは大変なことだなぁ・・・。

でも、私の学生時代の留学生の友人はとても尊敬できるしおもしろい人でした。
中国語を習いたての友達が、中国語で話しかけてみたときに
「ごめん。分からないから日本語で話して」
と流暢な日本語で言われたことが忘れられませんよ(笑)

中国語の先生もとても良い人でした。元気かなぁ。。。


だから普通の個人差っていうのもあるんだろうな…と思います。


あと一番怖いのは、中国で反日デモとかが起こっていることを日本はあまり深刻に受け止めていない風なところです。
小泉首相のコメントは、政治的な配慮があってワザとなのかもしれませんが。
それにしても、あれでは、そりゃあ嫌われるわ…とも思います。
どうしたらいいんでしょうね?

本当ならアジアの国同士仲良くしたいはずなのに…。

しかも日本と中国は、「漢字」という同じ文字を使っています。
日本は中国から文化をもらっているので当たり前といえば当たり前なんですが、
これってすごいことですよね!

中国語を勉強していなくても、文字を見ればなんとなく意味がわかるのです。
そんな国他にありません。

道は遠いですが、中国と日本がそれこそ「義兄弟」のようになれる日が来るのでしょうか。。。


ああ。全然話がそれて…。

そうそう、李歐を最初に読んだとき 「飄々亮々儿(ピャオピャオリャンリャンアル)」 という言葉がマイブームでしたface02  


Posted by ヤックル at 01:13 Comments(0)

2006年08月07日

四日間の奇蹟



DVDで 「四日間の奇蹟」 を観ました。

またまた吉岡秀隆主演です。
共演は 石田ゆり子
そして 尾高杏奈

あらすじは…icon76

「ある事故に遭遇して指を失ったピアニスト、如月敬輔は、その事故で両親を亡くした少女、千織の保護者の役割をつとめることになる。彼女は脳に障害を負っているが、一度聴いただけの曲をピアノで完璧に再現できるという特殊な音楽的才能の持ち主でもあった。二人は依頼に応じて各地を巡り、千織のピアノを人々に聴かせる日々を過ごしていたが、医師の薦めによって山奥にある診療所を訪れた敬輔は、千織とともにそこに滞在することを決意する。そこには11年ぶりに再会した高校時代の後輩、岩村真理子が勤めていた。ところがある日、ヘリコプターを雷が直撃するという事故がおこり、千織と真理子はそれに巻き込まれてしまう。千織の不思議な行動は一体何を意味するのか?意識を失った真理子は果たして助かるのか?山奥の診療所を舞台に繰り広げられる四日間の癒しと感動のファンタジー。」

とのことですface02


まず、吉岡くんですが…。

かっこよかったです。。。icon102

あの独特の翳りみたいなのが上手く働いて 色 気 が漂ってました。

千織やピアノに対する葛藤や、とっさの瞬間に他人をかばえる優しさが魅力的に感じられました。
吉岡くんは、こっそりとした仕草などの細かい演技がとても自然です。

そして 尾高杏奈 ちゃん。

この子すごいですね!
「サヴォイ症候群」という精神発育障害のある役と、石田ゆり子の精神が乗り移った状態の役。
はっきりと演じ分けていました。

あと、石田ゆり子はまあ雰囲気が大好きなんですが
はかなげで優しくて、でも芯の強いっていう理想的な女性でした。
それでも、敬輔には弱音を吐いたり八つ当たったりしてしまうというリアルさもありました。

・・・ていうか石田ゆり子になりたい…face03


2時間に頑張って凝縮したというか、それぞれのエピソードが盛りだくさんで飽きませんでした。

逆に省略されてよく分からない部分もあり、原作を読んだときのほうが泣けました。

ただ、全体に優しさが漂ってるのは感じられて、よかったと思います。
恋愛ストーリー的にも面白かったです。


難を言えば、ファンタジー部分の演出効果と、人間模様の描写部分の
テンションのバランスが悪くて、時々違和感を感じました。

ここで突然SF!?みたいな…(笑)  


Posted by ヤックル at 23:24 Comments(0) 映画

2006年08月06日

やっちまった!



本日一般発売の 山崎まさよし のライブチケット…

face08  icon196
 face08 り icon196
  face08 そ icon196
   face08 こ icon196
    face08 ね icon196
     face08 た ~~~ icon59 icon196

icon41icon41icon41icon41icon41icon41icon41icon41icon41icon41icon41icon41icon41


めっちゃショックや…

日にちの関係で一般発売にかけていたのに…

おお。忘れていたとは情けない。。。  


Posted by ヤックル at 19:33 Comments(0) ライブ

2006年08月04日

井上芳雄LIVE2006



昨夜はメルパルクホールで井上芳雄くんのライブでしたicon64

待ってた!待ってましたよ!!

人呼んで 「ミュージカル界のプリンス」 ですicon12

そんな恥ずかしい通り名…と思われますが、ほんとにプリンス!!

芳雄くんを知ったのは2001年博多座の「エリザベート」の時。

主役の祐さま(山口祐一郎さん)と内野さん目当てで見に行ったのですが、びっくりですよface08

ルドルフ皇太子役の若者の歌声に釘付けでしたicon103

誰!?何者なのこの人!!?

とプロフィールを見てみると、学生にしてオーディションで大抜擢されたとか。

超新星現るicon99
スーパーノヴァですicon99icon99

しかも福岡出身

福岡ではもちろんスーパー人気です。

なんで 「ミー&マイガール」 は博多座に来ないんでしょう!?見たい!!


今回は「ミュージカル俳優がライブって…;;;」と思わないでもありませんでしたが
いやあ。

行って悔いなし!!

独特の芳雄ワールドを堪能できました。

なんて表現力に溢れて、伸びのある声だろうか…。

彼の歌からはとても善良というか純粋真っ直ぐな印象をうけるのです。
そうじゃないことも色々考えてるんだろうけど、悪意が全く感じられません。
かの蜷川先生には「ミルクの臭いがする」と評されてましたが(笑)

たしかにする!します!!

そしてそれを聴いていると、自分もとってもピュアで素直な気持ちになれる。

あの空気は天性のものだと思います。
それでいてしかもトークが面白いなんて反則だよface03

なんて才能豊かな人なんだろうか。

でも時々「二人のビックショー」的なオヤジのノリになってますよ芳雄くん…。

最近 「前向きに諦める」 という良い言葉を覚えたそうですface02

――いいなコレicon67

説明を聞くとほんとに良い話でした。


今回はミュージカルからポップスまでいろいろな曲を聴くことができました。
エルトンジョンの 「Your Song」 とか大好きな曲もあったり。

でもウエストサイドストーリーの曲を聴いていて思ったのですが
どうしても品の良さが隠せないというか…。
決してギャングではありませんでした。
やんごとなき高貴な生まれのお坊ちゃまが下町で暮らしてる…みたいな雰囲気?(笑)
ガラの悪い役をやっても根がアレなのできっと「やんちゃないたずらっ子」くらいの印象なのでは。


ダブルアンコールの最後に「わたしは青空」という歌を歌ってくれました。

この歌は逝ってしまった人が空になって残された人を見守っている…という歌なのですが
彼の表現力で歌われると泣けてきました。

自分で言うのもおかしいですが、亡くなった祖父は私をとても愛してくれていたので
きっと見守ってくれているハズなのです。。。

そんなこんなでとても楽しいライブでした。

来年の博多座の「マリー・アントワネット」の公演が待ち遠しいicon59
チケット!チケット!
良い席!良い席!!
神様お願いしますよ~(> <)



ところで、メルパルクホールは来年の3月には無くなってしまうそうですね!
いろいろと思い出深いホールなので残念です…icon198  


Posted by ヤックル at 07:10 Comments(2) ライブ

2006年08月02日

松崎ナオ



松崎ナオのライブ@「Deja vu」(冷泉公園横)に行ってきましたicon16

松崎ナオはドラマ「リング」のあの歌手ですicon26
icon88来る、きっと来る~icon58ではありません念のためface02

この真夏の暑い夜に、いきなり初っ端から
じゃあ、『真冬の歌』を歌いますicon14」とか言い出すあたり
さすがというかなんというかface02

15人くらいしか入れそうにない小さな洒落たバーで
終始不思議なまったりテンションなライブでした。

松崎ナオのCDを持ってる友人が、3曲しか聴いたことある曲なかった
と言っていたので、ほとんど新曲だったみたい。

対バンしてたURiTAの強烈なキャラも忘れられません。

最後は二人して酔っ払いのようなグダグダなトーク&セッションを繰り広げておられました…。
アットホームでよかったです。


実はこのライブ、前に友だちに誘われていたのですが
前日だと勘違いしていてもう終わったと思い込んでいました私icon11

そしたら友だちから「今からライブ」とのメールが…

icon66

しかも場所がすぐ近くとなicon67

ええicon60それは行っとかなicon59

え?時間は8時から???遅っicon77

…ってもう10分前や~~~んface08

…慌ててかけつけたら開演遅れてたのでギリで間に合いましたicon102
ほんとに目と鼻の先だった。

そんなかんじで店に入ったので何も食べてなかったのですが
あとでラーメンでも食べたほうが安上がりだし…とドリンクだけを注文icon152

が。

先に歌ったURiTAが1時間半も歌った時点で嫌な予感が…。

一体何時に終わるの???

――案の定、終演は11:00近くでしたface07

ウチは、一応その日のうちに帰らなければならない、というシンデレラicon12のような風習があるので
何も食べずに速攻で帰りました…icon108

そんなワケで昨日は晩メシ抜きの刑でしたよicon41icon41icon41

まあドリンクは飲み干しましたがicon100





icon52 カラっ!!  


Posted by ヤックル at 01:07 Comments(2) ライブ

2006年07月31日

ゴスペルナイト!



友だちがやってるゴスペルグループ 「F.C.G.C」 のライブに行ってきました。

西区姪浜の 姪浜バプテスト教会 まで。

大盛況で、椅子がたりないくらいの人が…!!


教会でゴスペルライブを聴くのはかなり久しぶりicon64

自分自身はクリスチャンでもないし、特に信仰はもってないけど

宗教の世界は好きなんです。

賛美歌とか御詠歌とか…。

人が、自分の拠りどころとして何かを心から信じている姿が好き…なのかな?

そういう意味ではゴスペルの歌詞は一番直接的で強い気持ちが伝わってくるような。


さて。今日の聖書は

神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった

でした。

う~ん。なんだか分からないけれど感動(笑)

直前までは禅宗がどうの、「仏に逢えば仏を殺せ」みたいな本を読んでいたのにねicon11


そしてライブも楽しかったicon65

友だちよりも、前列真ん中で歌っている美人さんicon97

釘付けでした…

みんなが歌を知っていたら、もっと楽しいし

もっと盛り上がれるんだろうなぁ…と思いつつ。

目の前に外人さんが座ってらっしゃったのですが、

さすがにほとんどの歌を歌えていました。

時々「え?もっと盛り上がっていかないの?」みたいな視線を

周りに送っていらっしゃいましたが

まあ日本人ばかりだからね…icon10


最後に今日の歌詞の一つから…

Now I men gets crazy when his life is all gone
And a heart gets weary when it does't belong
  


Posted by ヤックル at 00:24 Comments(0) ライブ

2006年07月07日

プラチナビーズ / 五條瑛

北朝鮮のテポドン発射のニュースに胸を痛めつつ…。



日本を舞台に、米朝の諜報戦がくりひろげられるお話です。
本格スパイ小説と言うのでしょうか?

日朝の関係に米の思惑がからみ…。
ここ数日は無視できない内容です。
そして「戦争」について考えさせられます。
それぞれに守ろうとするものがぶつかり合って、誰が絶対悪というわけではない。
そしてそこに一番の業というか悲劇があるんじゃないかと思います。

小説としては、登場人物たちがとても魅力的で、その探りあいのやりとりが面白い。

ハーフの美少年風。
ワイルドな軍人。
いじめっ子な軍高官。
そして謎のカリスマ超絶美形(?)
などバラエティにとんでます。

意味深な会話で話が進み、たくさんの伏線が中盤あたりからどんどん繋がりだします。
そしてラストで
「プラチナ・ビーズ」
というキーワードの意味が分かった時、涙がとまりませんでした。

私の北朝鮮のイメージはこの本の影響がとても大きいです。
とくに農村部の飢餓状態についての描写が。
実際にそのとおりなのかは分かりませんが、
自分が恵まれた国に生まれたことを痛感しました。

日本って贅沢だなぁ…。

自分が何かを失っていることをちゃんと振り返りたい。  


Posted by ヤックル at 00:25 Comments(0)

2006年07月03日

ALWAYS~3丁目の夕日

DVDレンタル開始されたので早速観ました。

アカデミー賞総ナメだったし、吉岡秀隆主演てことで期待大face02

…なるほど。
ていうかんじでした。

漫画原作らしいノリなので最初はテンポに???となるのですが、
中盤あたりからどんどん話がつながりだして
登場人物たちの心がつながりだして…

ラスト近くの吉岡くんと子役の男の子のシーンは名シーンでした。

この男の子目がすごくいいicon103
どっかでみたことあると思ったら、「大奥」の若君だったんですネ…。
ナミダがポロポロきれいに零れる子です。

私は「北の国から」大好きなので、子役の頃の吉岡くんと重なって、
吉岡くんはこの子をどういう風に見てるんだろう…とか考えてしまいました。

あと堀北真希ちゃんはほんと正統派美人だねicon102
映画の古き良き時代の雰囲気にとても良くあってました。

同じアカデミー賞候補の「北の零年」と比べると
スケールとか、重みとかのインパクトはないんだけど
前編にわたって、ほっこりほっこりします。

こんなふうな気持ちで人生送れたらいいなぁ…みたいな。

平凡な一日一日を一生懸命生きるって素敵だなぁ…みたいな。

そして最後の数分は夕日が見たくて見たくてもどかしい…。
監督の思うツボです(笑)  


Posted by ヤックル at 22:47 Comments(2) 映画